旅行業務取扱管理者試験(国内・総合)の国内旅行実務科目では、九州・沖縄エリアの観光地・世界遺産・温泉・交通手段が毎年出題されます。九州7県と沖縄県を合わせると範囲が広く感じますが、頻出スポットを体系的に整理すれば確実に得点できます。本記事では試験で問われやすい観光地・世界遺産・温泉・鉄道をテーマ別に整理し、効率的な暗記法と直前演習の進め方を解説します。

国内地理「九州・沖縄」の試験での位置づけ
国内旅行実務科目における地理の重要性
旅行業務取扱管理者試験の国内旅行実務科目は、鉄道運賃・旅館・ホテルに関する法令と並んで、国内観光地の地理知識を問う問題が出題されます。地理分野は「観光地の特徴・所在地・種類の把握」と「交通アクセスや交通機関の組み合わせ」の両面から出題される傾向があります。九州・沖縄エリアは世界遺産・温泉・固有文化が豊富で、出題頻度の高い重要エリアです。
国内試験は令和8年度から CBT 方式(テストセンターでの PC 受験)が導入されており、令和8年度は 2026年9月3日(木)~25日(金) の期間に受験者が日時を選択します。地理問題はテキストで基礎を固めつつ、過去問演習で出題パターンを把握することが合格への近道です。
九州・沖縄エリアの出題傾向
過去の試験では、特定の観光地の「場所・特徴・アクセス」を問う問題が頻出です。温泉では別府・由布院・黒川・指宿が、世界遺産では琉球王国のグスク・明治産業革命遺産・潜伏キリシタン関連遺産が繰り返し出題されています。
沖縄については、固有の文化(琉球・グスク・三線など)や地理的特性(離島・サンゴ礁・亜熱帯気候)を問う問題が見られます。九州の各県を個別に整理し、代表的な観光地・温泉・交通機関をセットで覚えるアプローチが効果的です。
学習の優先順位
九州・沖縄の学習優先度を整理すると、①温泉地(大分・黒川・指宿)②世界遺産③主要観光地と城郭④鉄道(九州新幹線・西九州新幹線)の順になります。学習時間が限られている場合は、世界遺産と温泉地の暗記から始めると効率的です。
都道府県ごとに「代表観光地1か所+代表温泉1か所」を決め、そこからリンクしていく学習法が記憶の定着を助けます。本記事では県別に頻出情報を整理していますので、この構造を活用してください。
福岡・佐賀の頻出観光地
福岡の主要観光スポットと世界遺産
福岡県は九州最大の都市圏を有し、国内旅行の玄関口として機能します。試験でよく出るスポットは太宰府天満宮(太宰府市)・博多祇園山笠(博多区・国の重要無形民俗文化財)・宮地嶽神社(福津市)などです。太宰府天満宮は学問の神として知られる菅原道真を祀り、受験生の参拝が多い全国的な著名神社です。
また、福岡県宗像市の宗像大社と沖ノ島は「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として2017年に世界文化遺産に登録されました。宗像大社(辺津宮・中津宮・沖津宮の三宮)が構成資産に含まれます。交通面では博多駅が九州新幹線・山陽新幹線・在来線の結節点となっており、福岡空港から地下鉄で博多駅まで約2駅(約5分)と近い点も頻出知識です。
佐賀の観光地と嬉野・武雄温泉
佐賀県の主要観光スポットには、吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里町・神埼市)と陶磁器の産地が挙げられます。吉野ヶ里遺跡は弥生時代最大規模の環濠集落跡で、国の特別史跡に指定されています。陶磁器では有田焼(有田町)・伊万里焼(伊万里市)・唐津焼(唐津市)が佐賀を代表する伝統工芸品です。
温泉では嬉野温泉(嬉野市)と武雄温泉(武雄市)が試験頻出です。嬉野温泉は日本三大美肌の湯のひとつとして知られ、とろりとした湯触りが特徴です。武雄温泉は楼門が重要文化財に指定された歴史ある温泉地で、2022年9月に開業した西九州新幹線の武雄温泉駅が隣接しているため、近年注目度が高まっています。
長崎・大分の観光地と温泉
長崎の世界遺産と歴史的観光地
長崎県は世界遺産を2件有しています。「明治日本の産業革命遺産」(2015年登録)の構成資産として、端島炭坑(通称:軍艦島)・三菱長崎造船所・旧グラバー住宅が含まれます。もう1件は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(2018年登録)で、大浦天主堂(国宝)・原城跡(熊本県南島原市)・頭ヶ島天主堂などが構成資産です。
観光スポットとしては出島(出島オランダ商館跡)・平和公園(長崎平和祈念像)・グラバー園(南山手)が頻出です。長崎市の地形は坂の多い港湾都市で、中華街・ちゃんぽん・卓袱料理など独自の食文化も出題されることがあります。交通では長崎空港と西九州新幹線(武雄温泉~長崎・2022年9月開業)を押さえてください。温泉では雲仙温泉(雲仙市)が長崎を代表する温泉地です。
大分「おんせん県」の温泉地を完全整理
大分県は「おんせん県 おおいた」を観光キャッチフレーズに掲げ、源泉数・湧出量ともに日本一を誇る温泉県です。代表的な温泉地は別府温泉と由布院温泉(湯布院)の2か所で、試験でも特に頻出です。別府温泉は「別府八湯」と呼ばれる8つの源泉地(別府・浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川)の総称で、地獄めぐり(海地獄・血の池地獄など)が名物です。由布院温泉は由布岳を望む盆地に広がる閑静な温泉地で、情緒ある街並みが人気を集めています。
大分県には九重連山(くじゅう連山)国立公園・耶馬渓(山国川流域の奇岩景勝地)・宇佐神宮(全国4万社超の八幡宮の総本社)などの観光スポットもあります。大分空港からはJR特急「ソニック」で別府・大分市内へアクセスできます。大分市内から別府まで電車で約15分、由布院まで約1時間が目安です。
熊本・宮崎・鹿児島の見どころ
熊本城・阿蘇山と黒川温泉
熊本県の代表観光地は熊本城(熊本市)です。熊本城は加藤清正が築いた日本三名城のひとつで、2016年熊本地震で大きな被害を受けましたが、復旧工事が進んでいます。阿蘇山(阿蘇市・南阿蘇村周辺)は世界最大級のカルデラを持つ活火山で、草千里・大観峰・米塚などが人気スポットです。
温泉では黒川温泉(南小国町)が試験頻出です。黒川温泉は旅館が秘湯の風情を保った山里の温泉地で、入湯手形を使って複数の旅館の露天風呂を巡る独自文化が有名です。熊本県南島原市の原城跡と天草市の崎津集落は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産でもあります。
宮崎の観光地と霧島温泉郷
宮崎県は「日向神話の国」として知られ、神話ゆかりのスポットが多くあります。高千穂峡(高千穂町)は阿蘇溶岩が侵食されてできた渓谷で、真名井の滝が有名です。宮崎市内では宮崎神宮・青島(青島神社)・鬼の洗濯板(青島周辺の岩礁)が頻出スポットです。
温泉では霧島温泉郷(宮崎県えびの市・鹿児島県霧島市)が代表的で、霧島神宮とセットで出題されることがあります。霧島神宮は全国の霧島神社の総本社です。宮崎空港から高速道路・JRを利用して宮崎市内へアクセスでき、JR日南線で青島・鬼の洗濯板方面へ向かえます。
鹿児島の桜島・指宿・屋久島
鹿児島県は活火山・桜島と独自の文化で試験頻出の県です。桜島(鹿児島湾内)は大正時代の噴火で大隅半島と陸続きになっており、鹿児島港からフェリーで約15分で渡れます。仙巌園(磯庭園・鹿児島市)は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産で、旧集成館(尚古集成館)も隣接しています。知覧特攻平和会館(南九州市)も全国的に知名度が高い観光スポットです。
温泉では指宿温泉(指宿市)が有名で、砂蒸し風呂が体験できる砂むし会館「砂楽」が知られています。屋久島(屋久島町)は1993年に日本初の世界自然遺産として登録され、縄文杉が代表的な観光資源です。屋久島へは鹿児島空港から飛行機(約40分)または鹿児島本港から高速船(約75分)・フェリー(約3時間40分)でアクセスします。
沖縄の世界遺産と主要観光地
琉球王国のグスク及び関連遺産群
沖縄県の世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は2000年に登録されました。グスクとは沖縄の城・城壁のことで、石灰岩を積み上げた独特の構造が特徴です。構成資産は9件あり、首里城跡(那覇市)・中城城跡(中城村)・勝連城跡(うるま市)・座喜味城跡(読谷村)・今帰仁城跡(今帰仁村)のほか、識名園・斎場御嶽(さいふぁうたき)・園比屋武御嶽石門・玉陵(たまうどぅん)が含まれます。
首里城は1945年の沖縄戦で焼失し、1992年に復元されましたが、2019年10月に再び火災で正殿などが焼失しました。2026年時点で復元工事が継続中です。試験では「首里城跡(史跡)が世界遺産の構成資産」であることと、「建物の首里城と史跡の首里城跡を区別する」点が問われることがあります。
やんばる・西表島の自然遺産
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は2021年に世界自然遺産に登録されました。沖縄県内の構成資産は「やんばる(沖縄島北部)」と「西表島(竹富町)」の2か所です。奄美大島・徳之島は鹿児島県に属しており、沖縄県の面積には含まれない点に注意が必要です。
やんばるはヤンバルクイナ(飛べない固有種の鳥)やノグチゲラなど固有種の宝庫で、2016年には「やんばる国立公園」として国立公園に指定されています。西表島はイリオモテヤマネコ(固有種)の生息地として知られ、日本最大のマングローブ林が広がる亜熱帯の自然が残る島です。
沖縄の主要観光スポット
世界遺産以外の主要スポットとして、美ら海水族館(本部町・海洋博公園内)・万座毛(恩納村)・守礼門(那覇市首里)・国際通り(那覇市)が頻出です。斎場御嶽(南城市)は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産で、琉球王朝最高の聖地として知られます。
離島では石垣島(石垣市)・宮古島(宮古島市)・与那国島(日本最西端・与那国町)が重要です。那覇市内の移動には沖縄都市モノレール「ゆいレール」が使われ、那覇空港から首里城跡の最寄り首里駅まで約27分でアクセスできます。沖縄本島はゆいレール以外に鉄道が存在しないため、観光地へはバスまたはレンタカーを利用します。
九州・沖縄の交通手段
九州新幹線の路線と主要駅
九州新幹線(鹿児島ルート)は博多~鹿児島中央間で、2011年3月の全線開業により山陽新幹線との直通運転が実現しました。主要駅は博多・新鳥栖・久留米・新大牟田・新玉名・熊本・新八代・新水俣・出水・川内・鹿児島中央です。「みずほ」「さくら」「つばめ」が運行されており、「みずほ」「さくら」は山陽新幹線に直通して新大阪まで乗り換えなしで移動できます。
博多から熊本まで最速約32分(みずほ・さくら利用時)、博多から鹿児島中央まで最速約1時間18分です。九州新幹線の開業により、南九州地域の観光アクセスが大幅に向上しました。
西九州新幹線の開業と現状
2022年9月に西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)が開業しました。現在、博多から長崎へ行くには博多~武雄温泉を在来線特急「リレーかもめ」で移動し、武雄温泉駅で西九州新幹線「かもめ」に乗り換えます。武雄温泉~長崎間は最速約23分です。博多~武雄温泉間の新幹線整備については、国・佐賀県・JR九州間で協議が続いています。
西九州新幹線の開業は沿線観光にも影響を与えており、武雄温泉・嬉野温泉・長崎市が新たなアクセスで結ばれました。試験ではルートの概要(博多→リレーかもめ→武雄温泉乗換→かもめ→長崎)と開業年(2022年)を押さえておきましょう。
フェリーと離島へのアクセス
沖縄の離島(石垣島・宮古島・与那国島・久米島など)は那覇空港から飛行機で短時間でアクセスできます。石垣島まで約55分、宮古島まで約50分が目安です。フェリーも運航していますが、那覇から石垣まで約10時間かかるため、短期旅行では飛行機が一般的です。
九州の島嶼部では、長崎県の五島列島・壱岐・対馬へのアクセスにフェリーや高速船が利用されます。対馬(対馬市)は韓国釜山からのフェリールートがあり、インバウンド旅行の拠点としても重要です。鹿児島の種子島・屋久島へは高速船(種子島:約80分、屋久島:約75分)またはフェリーが運航されています。
世界遺産・観光地の体系整理と効率暗記法
九州・沖縄の世界遺産を比較表でまとめる
九州・沖縄の世界遺産を一覧にまとめます。試験では登録年・登録種別(文化遺産・自然遺産)・主な構成資産の3点をセットで覚えることが重要です。
| 遺産名 | 登録年 | 種別 | 主な所在地 | 代表的な構成資産・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 屋久島 | 1993年 | 自然遺産 | 鹿児島県屋久島町 | 縄文杉・白谷雲水峡・日本初の自然遺産 |
| 琉球王国のグスク及び関連遺産群 | 2000年 | 文化遺産 | 沖縄県(9件) | 首里城跡・今帰仁城跡・斎場御嶽 |
| 明治日本の産業革命遺産 | 2015年 | 文化遺産 | 九州・中国・東北など | 端島炭坑・旧グラバー住宅(長崎)・官営八幡製鐵所(北九州) |
| 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 | 2017年 | 文化遺産 | 福岡県宗像市・沖ノ島 | 宗像大社(三宮)・沖ノ島 |
| 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 | 2018年 | 文化遺産 | 長崎県・熊本県 | 大浦天主堂(国宝)・原城跡・崎津集落 |
| 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 | 2021年 | 自然遺産 | 鹿児島県・沖縄県 | やんばる(沖縄島北部)・西表島(沖縄県分) |
「明治日本の産業革命遺産」は九州以外(山口・岩手・静岡等)にも構成資産がある広域遺産です。試験では「どの県に何がある」という問い方をされることがあるため、九州内の主要資産(端島炭坑・旧グラバー住宅・官営八幡製鐵所・三池炭鉱)を優先的に覚えておきましょう。
都道府県別マッピングで整理する
九州の温泉地は県ごとに代名詞となる温泉が存在します。まず「大分=別府・由布院」「熊本=黒川」「鹿児島=指宿(砂蒸し)」「佐賀=嬉野・武雄」「長崎=雲仙」「宮崎・鹿児島=霧島温泉郷」を暗記の基軸にしてください。地図上で各県の位置と代表温泉を結びつけると記憶に残りやすくなります。
沖縄は温泉地よりも「世界遺産(グスク・自然遺産)」「海のリゾート(石垣・宮古・慶良間)」「固有文化(三線・泡盛・シーサー・首里城)」で出題される傾向があります。沖縄については世界遺産と離島の地理に学習時間を重点配分するのが効率的です。
頻出温泉地・観光地チェックリスト
- 別府温泉(大分県別府市):別府八湯・地獄めぐり・源泉数・湧出量日本一
- 由布院温泉(大分県由布市):由布岳のふもと・情緒ある温泉街
- 黒川温泉(熊本県南小国町):入湯手形・秘湯の雰囲気・山里の温泉地
- 嬉野温泉(佐賀県嬉野市):日本三大美肌の湯・トロトロの泉質
- 武雄温泉(佐賀県武雄市):楼門が重要文化財・西九州新幹線駅が隣接
- 雲仙温泉(長崎県雲仙市):雲仙地獄・普賢岳(1991年噴火)
- 指宿温泉(鹿児島県指宿市):砂蒸し風呂・薩摩半島南端
- 霧島温泉郷(鹿児島県霧島市・宮崎県えびの市):霧島神宮と隣接
- 首里城跡(沖縄県那覇市):世界遺産グスク群・2019年火災・復元工事継続中
- 斎場御嶽(沖縄県南城市):琉球王朝最高の聖地・世界遺産構成資産
語呂合わせと連想記憶法の活用
世界遺産の登録年は語呂合わせで覚えるのが効果的です。屋久島(1993年)は「ひとくに(1)、く(9)、く(9)、さん(3)」、琉球王国のグスク(2000年)は「2000年=ゼロゼロのグスク」と関連付けると記憶に残ります。潜伏キリシタン関連遺産(2018年)と「神宿る島」宗像(2017年)は連続する年での登録と覚えると整理しやすいです。
観光地の特徴は「ひとつのキーワード」と結びつける方法が定番です。「別府=地獄めぐり」「由布院=情緒ある女性に人気の温泉街」「指宿=砂蒸し」「黒川=入湯手形」「軍艦島=産業革命遺産(端島炭坑)」といった連想ワードを設定し、そこから周辺情報(県名・アクセス)を展開させていきましょう。

よくある質問(FAQ)
Q1. 国内旅行実務の地理問題はどのくらい出題されますか?
国内旅行業務取扱管理者試験の問題数や科目構成は年度によって変動し、観光地理の出題割合も一定ではありません。旅行業法・運賃計算・約款と比べて地理の出題数が少ない年もあります。試験実施機関(全国旅行業協会)が公表する受験案内で科目と問題数を確認したうえで、頻出ポイントに絞った対策が有効です。
Q2. 別府温泉と由布院温泉は同じ場所ですか?
別府温泉と由布院温泉は異なる温泉地です。別府温泉は別府市に位置し、「別府八湯」と呼ばれる8つの源泉地の集合体で、地獄めぐりが名物です。由布院温泉(湯布院)は隣の由布市に位置し、由布岳を望む盆地の静かな温泉街です。いずれも大分県内にある温泉で「おんせん県おおいた」の代名詞ですが、規模・雰囲気・アクセスが異なります。
Q3. 沖縄の世界遺産は文化遺産と自然遺産のどちらですか?
沖縄県には世界文化遺産と世界自然遺産の両方があります。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」(2000年登録)が文化遺産で、首里城跡・今帰仁城跡・斎場御嶽など9件が構成資産です。「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(2021年登録)が自然遺産で、沖縄県内の構成資産はやんばる(沖縄島北部)と西表島です。なお、奄美大島・徳之島は鹿児島県の資産です。
Q4. 西九州新幹線は博多から長崎まで直通で走っていますか?
2026年時点では博多から長崎まで新幹線のみでの直通運転はできません。現在の経路は、博多~武雄温泉を在来線特急「リレーかもめ」で移動し、武雄温泉駅で西九州新幹線「かもめ」に乗り換えて長崎へ向かうルートです。武雄温泉~長崎間の所要時間は最速約23分です。博多~新鳥栖間の新幹線整備については、国・佐賀県・JR九州間で協議が続いています。
Q5. 屋久島への主なアクセス方法を教えてください。
屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島町)へのアクセスは主に2つあります。鹿児島空港から屋久島空港への飛行機(所要時間約40分)と、鹿児島本港(南埠頭)から高速船「トッピー」「ロケット」(所要時間約75分)またはフェリー「フェリー屋久島2」(所要時間約3時間40分)です。試験では「鹿児島県に属する島」かつ「日本初の世界自然遺産(1993年登録)」という2点がよく問われます。
Q6. 九州・沖縄の地理学習に通信講座は有効ですか?
国内旅行実務の地理科目を含む通信講座は複数あります。映像講義・テキスト・問題演習がセットになった通信講座では、地図や写真を活用した視覚的な学習ができるため、観光地の位置関係を把握しやすい点がメリットです。地理だけでなく旅行業法・運賃計算・約款まで総合的に学べるため、時間を効率よく使えます。各社の無料資料請求や体験受講で教材の内容を確認してから選択するとよいでしょう。
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九州・沖縄の地理を含む国内旅行実務全体の学習法については、旅行業務取扱管理者通信講座のすすめもあわせてご覧ください。

