国内旅行業務取扱管理者試験のCBT方式完全ガイド【2026年最新】全国47都道府県のテストセンター受験・日程選択・受験手数料・攻略法を徹底解説

国内旅行業務取扱管理者試験は、2022年からCBT方式(コンピュータによる試験)に移行し、全国47都道府県のテストセンターで自分が選んだ日時に受験できる仕組みへと変わりました。令和8年度(2026年度)の受験期間は2026年9月3日(木)から9月25日(金)で、受験手数料は8,000円(非課税)にシステム利用料660円(税込)が加算されます(2026年8月時点)。本記事では、CBT方式の仕組みから申込手順・当日の流れ・効率的な学習法まで、受験に必要な情報を体系的に解説します。

国内旅行業務取扱管理者試験のCBT方式完全ガイド【2026年最新】全国47都道府県のテストセンター受験・日程選択・受験手数料・攻略法を徹底解説 - 解説

目次

CBT方式とは何か|国内旅行業務取扱管理者試験が変わった理由

CBT方式(コンピュータ試験)の仕組み

CBT(Computer Based Testing)方式とは、紙の答案用紙を使わず、テストセンターに設置されたPCの画面上で問題を読み、マウスやキーボードで解答する試験形式です。国内旅行業務取扱管理者試験では、2022年度から全面的にCBT方式が採用されました。

従来の筆記試験は特定の試験会場で一斉に行われていましたが、CBT方式では全国各地のテストセンターが試験会場となります。受験者は申込時に希望の日時・会場を自分で選べるため、仕事や学業との調整がしやすくなっています。

試験中はPCの画面に問題が表示され、選択肢をクリックして解答を選びます。問題の見直し機能やフラグ機能(後で確認したい問題に印をつける機能)が使えるほか、残り時間が画面に表示されるため、時間管理もしやすい環境です。試験終了後は採点が即時に行われ、結果がその場で確認できます。

従来の筆記試験からCBT方式に移行した経緯

国内旅行業務取扱管理者試験を主催する全国旅行業協会(ANTA)は、受験者の利便性向上と試験運営の効率化を目的に、CBT方式への移行を進めました。一斉試験では受験会場が限られるため、遠隔地の受験者が交通費・宿泊費を負担しなければならないケースもありましたが、CBT方式の導入によって最寄りのテストセンターで受験できるようになりました。

受験期間が約3週間に設定されることで、週末しか休めない社会人も平日の早朝枠や夜間枠を活用しやすくなっています。ただし人気の日時・会場は申込開始後から早期に埋まる傾向があるため、受験案内の公開後はなるべく早めに予約することが重要です。

CBT方式の試験画面と操作の流れ

試験開始後、画面には問題文と4つの選択肢が表示されます。正解と思う選択肢をクリックするだけで解答でき、問題一覧からジャンプして前後の問題に移動することも可能です。解答を見直したい問題にはフラグを立てておき、後からまとめて確認する使い方が効率的です。

テストセンターではPCの基本操作(マウスクリック、スクロール)ができれば問題なく受験できます。試験前にはチュートリアル(操作確認)が設けられているので、PC操作に不安がある場合も安心してください。筆記用具や計算機の持ち込みは許可されていませんが、テストセンターが用意するメモ用紙(ラミネートボード等)は利用できます。

令和8年度 国内旅行業務取扱管理者試験の基本情報【2026年最新】

試験日程と受験期間

令和8年度の国内旅行業務取扱管理者試験は、2026年9月3日(木)から9月25日(金)の期間中に設定された日時から、受験者が希望する日時を選んで受験します(2026年8月時点・全国旅行業協会発表)。この期間内であれば平日・週末を問わず選択できますが、テストセンターごとに空き状況が異なります。

注意が必要なのは、「令和8年度は9月第〇日曜に実施」などと曜日で固定することはできない点です。CBT方式では試験会場ごとに実施スケジュールが組まれており、受験者が日時・会場を組み合わせて予約する形式のため、「第◯日曜」という概念は存在しません。受験申込時に全国旅行業協会のシステムで空き状況を確認し、都合のよい日時を予約してください。

受験手数料とシステム利用料

令和8年度の国内旅行業務取扱管理者試験にかかる費用は以下のとおりです(2026年8月時点・全国旅行業協会受験案内)。

  • 受験手数料: 8,000円(非課税)
  • システム利用料: 660円(税込)
  • 合計: 8,660円

受験手数料はインターネット申込時にクレジットカードやコンビニ支払いなどで納付します。地域限定旅行業務取扱管理者試験(5,500円・収入印紙で納付、システム利用料なし)や総合旅行業務取扱管理者試験(13,000円・非課税、システム利用料660円)と比較すると、国内試験の費用は中間に位置します。最新の受験手数料は公式の受験案内(全国旅行業協会)で必ず確認してください。

申込方法と申込手順

国内旅行業務取扱管理者試験の申込はインターネットのみで受け付けており、書面申請は認められていません(2026年8月時点)。全国旅行業協会の公式ウェブサイトから申込システムにアクセスし、アカウントを作成したうえで申込手続きを行います。

申込の流れは、①全国旅行業協会の申込システムにアカウント登録 → ②受験区分・科目の選択 → ③希望のテストセンター・日時を検索して予約 → ④受験手数料・システム利用料の支払い、という順序です。申込完了後はシステムから確認メールが届きます。受験日時・会場の変更が可能かどうかは受験案内で確認してください。申込期間の詳細は令和8年度受験案内(全国旅行業協会発表)をご参照ください。

全国47都道府県のテストセンターで受験する

テストセンターとはどのような場所か

テストセンターとは、CBT試験専用のPCが設置された受験施設のことです。CBT試験を専門に運営する業者が全国各地で施設を運営しており、国内旅行業務取扱管理者試験もこれらの施設を利用します。令和8年度試験では全国47都道府県で受験できます。

テストセンターは主要都市だけでなく地方都市にも広く分布しており、都市部では複数の施設から選べる場合もあります。入室時には本人確認(公的身分証明書)が必要なため、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどを必ず持参してください。

テストセンターの選び方と予約の流れ

テストセンターは申込システム上で都道府県・市区町村から絞り込んで選択できます。自宅や職場から最寄りの施設を選ぶのが基本ですが、試験期間の後半になると近くの施設が満席になることもあります。申込開始後はなるべく早く予約することをおすすめします。

複数の候補施設を比較する際は、交通アクセス・営業時間帯(早朝・夜間枠の有無)・駐車場の有無も確認しておくと安心です。通勤・通学ルート上にあるテストセンターを選べば、当日の移動負担を最小限に抑えられます。

当日の受験手続きと注意事項

テストセンターには試験開始の15分前までに到着してください。受付では受験票(印刷またはスマートフォン画面提示)と公的身分証明書を提示します。受付後、私物(スマートフォン・バッグ等)はロッカーに預けます。試験室内への持ち込みはテストセンターが用意するメモ用紙のみです。

試験中は着席のまま進め、一度退出すると再入室はできません。試験終了後は画面で「終了」を確定させ、受付に申し出れば退室できます。試験終了直後に画面上で結果(合否)が表示されます。

3区分の試験方式を徹底比較

総合・国内・地域限定の試験形式の違い

旅行業務取扱管理者試験は総合・国内・地域限定の3区分があり、それぞれ試験方式が異なります。下表で主要な違いを確認してください(2026年8月時点・各主催団体の令和8年度受験案内より)。

区分 試験方式 令和8年度 試験日 受験手数料 システム利用料
総合 マークシート(指定会場) 10月25日(日) 10:30 13,000円(非課税) 660円(税込)
国内 CBT方式(テストセンター) 9月3日(木)~9月25日(金)から選択 8,000円(非課税) 660円(税込)
地域限定 会場筆記(指定会場) 9月27日(日) 13:30~15:30 5,500円(収入印紙) なし

一次ソース: 試験方式・受験手数料・試験日(総合)は日本旅行業協会(JATA)令和8年度受験要項、(国内)は全国旅行業協会(ANTA)受験案内、(地域限定)は観光庁令和8年度受験案内による。

CBT方式のメリットと注意点

CBT方式の最大のメリットは、日程・会場を柔軟に選択できる点です。一斉試験と異なり、仕事や学業の都合に合わせて受験日を調整できます。試験終了後に即時結果が表示されることも、CBT方式ならではの特徴です。

一方で注意すべき点もあります。PC操作に慣れていない受験者は、試験前にCBT形式の模擬演習を行うことが大切です。また紙の問題用紙がないため、複数の問題を並べて比較することはできません。CBT特有の試験環境に事前に慣れておくことが合格への近道です。

どの区分から受験すべきか

旅行業界への就職・転職・開業を目指す場合、まず国内旅行業務取扱管理者の取得を目指すのが一般的なルートです。取得後、科目免除制度を活用して総合旅行業務取扱管理者にステップアップできます。地域限定旅行業務取扱管理者は着地型観光・地域創生の事業を行う場合に有効な資格です。

国内旅行業務取扱管理者試験の出題内容と合格基準

2科目(旅行業法・国内旅行実務)の出題構成

国内旅行業務取扱管理者試験は、旅行業法科目と国内旅行実務科目の2科目で構成されます。旅行業法科目では旅行業法および同施行規則・標準旅行業約款が出題されます。国内旅行実務科目では国内旅行に関する運送・宿泊約款のほか、JR運賃計算・宿泊料金計算・国内旅行地理などが問われます。

各科目とも60点以上が合格ラインとされています(全国旅行業協会の採点基準による)。2科目それぞれで合格点を満たす必要があるため、苦手科目を残したままでは合格できません。科目合格制度(後述)を活用し、弱点を重点的に対策することが重要です。

令和7年度の合格率と受験者動向

令和7年度の国内旅行業務取扱管理者試験(全国旅行業協会発表)の結果は以下のとおりです(2026年8月時点)。

  • 受験者数: 9,759名(全科目)
  • 合格者数: 3,330名(全科目)
  • 合格率: 34.1%(全科目)/35.6%(計)

令和7年度の全科目合格率は34.1%です。総合旅行業務取扱管理者試験(令和7年度: 26.1%)と比較すると合格率は高く、より挑戦しやすい試験といえますが、3人に2人は不合格となる水準であることに変わりはなく、計画的な学習が欠かせません。年度によって合格率は変動するため、最新の実績は全国旅行業協会の公式サイトで確認してください。

科目合格制度の仕組みと活用法

国内旅行業務取扱管理者試験には科目合格制度があります。2科目のうち1科目のみ合格した場合、その科目の合格は翌年度試験でも有効となり、翌年は残りの1科目だけを受験できます。

苦手科目を集中的に対策して合格させ、翌年度に残りの科目を仕上げるという計画的なアプローチも選択肢のひとつです。ただし合格の有効期間は1年間であるため、科目合格翌々年度以降は全科目を再受験する必要があります。詳細は令和8年度受験案内(全国旅行業協会発表)を必ず確認してください。

CBT方式に対応した効率的な学習法

PC・タブレットを使った模擬演習の重要性

CBT方式の試験に慣れるために、学習中からPC・タブレットを使って問題を解く練習をすることが効果的です。紙の問題集と並行して、電子書籍形式の問題集やオンライン演習システムを活用することで、画面を見ながら解答する感覚を養えます。

通信講座のなかにはCBT対応の模擬試験システムを提供しているものがあり、本番に近い環境でリハーサルが行えます。試験直前の1~2週間はCBT形式での模擬演習に集中的に取り組み、操作感に慣れておくことが大切です。

科目別の学習優先度と攻略ポイント

旅行業法科目は出題範囲が旅行業法・施行規則・標準旅行業約款に絞られており、過去問の繰り返し演習が効果的です。法令の条文や数字(営業保証金の額・選任管理者の配置義務など)を正確に覚えることが求められます。条文を読み込むよりも、まず過去問で出題パターンをつかみ、間違えた箇所を条文に戻って確認する方法が効率的です。

国内旅行実務科目はJR運賃計算・宿泊料金計算・観光地理など計算問題と暗記問題が混在します。計算問題は手順を体系的に理解することが先決で、正確な計算ができれば得点源にもなります。国内旅行地理は都道府県別の観光スポット・温泉・世界遺産を地図と合わせて整理するとよいでしょう。

通信講座でCBT対策を強化する

CBT方式に対応した演習システムを提供する通信講座を選ぶと、学習効率が大きく上がります。スマートフォンやタブレットで通勤時間・昼休みなどの隙間時間に演習を重ねることで、テストセンターの試験環境に自然と慣れることができます。

通信講座を選ぶ際は、①CBT模擬試験機能の有無、②国内試験に特化したカリキュラムかどうか、③質問・添削サポート体制、という3点を確認することが重要です。科目免除を利用して総合試験へのステップアップを考えている場合は、国内→総合のダブル合格コースを設けている講座も候補に入れてみてください。

CBT方式の受験当日に準備すること

受験前のチェックリスト

  • 受験票(印刷またはスマートフォン画面)を用意する
  • 公的身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)を持参する
  • 試験開始の15分前までにテストセンターへ到着するよう出発時刻を計算する
  • スマートフォン・スマートウォッチなどのデジタル機器はロッカーへ預ける準備をする
  • テストセンターの場所・最寄り駅・交通経路を事前に確認する
  • 試験前日は十分な睡眠をとり、コンディションを整える

テストセンターでの手続きと試験の流れ

テストセンターに到着したら、まず受付で受験票と身分証明書を提示します。受付担当者から案内を受け、試験室に入室します。試験室内では割り当てられたPC端末でチュートリアルを経て試験が始まります。試験中はスタッフが常駐しており、PCのトラブルが発生した場合はすぐにスタッフへ申し出てください。

試験終了後、画面で合否の確認ができます。合格の場合、後日正式な合格通知が全国旅行業協会から届きます。不合格の場合は翌年度試験で再挑戦でき、科目合格制度を利用して一方の科目合格を翌年に持ち越すことも可能です。

合格後の資格登録と活用

国内旅行業務取扱管理者試験に合格すると、合格証書が交付されます。旅行会社への就職・旅行業開業・選任管理者として登録する際には、この合格証書が必要になります。証書を紛失した場合は再交付の手続きが必要になるため、大切に保管してください。

この資格には有効期限がなく、一度取得すれば更新の必要はありません。旅行業登録の選任管理者として働く場合は、登録行政庁への届出が別途必要になります。詳細は旅行業法の関連規定を確認するか、都道府県の旅行業担当窓口にお問い合わせください。

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国内旅行業務取扱管理者試験のCBT方式完全ガイド【2026年最新】全国47都道府県のテストセンター受験・日程選択・受験手数料・攻略法を徹底解説 - まとめ

よくある質問(FAQ)

Q. CBT方式と従来の筆記試験はどちらが難しいですか?

試験の難易度(出題内容・合格基準)は従来の筆記試験と変わりありません。変わったのは受験形式(PC画面での解答)と日程・会場の柔軟性です。PC操作に慣れておけば不利になることはなく、試験直後に合否が確認できるメリットがあります。

Q. テストセンターはどこにありますか?

令和8年度試験では全国47都道府県に設置されています。具体的な施設の場所や空き状況は、受験申込システム上で確認してください。都市部では複数の施設から選べる場合もあります。

Q. 受験手数料はいくらですか?

令和8年度の国内旅行業務取扱管理者試験の受験手数料は8,000円(非課税)で、システム利用料660円(税込)が加わり合計8,660円です(2026年8月時点・全国旅行業協会受験案内)。最新額は公式の受験案内(全国旅行業協会)でご確認ください。

Q. 令和8年度の試験期間はいつですか?

2026年9月3日(木)から9月25日(金)の期間中に受験者が希望の日時・会場を選んで受験します(2026年8月時点・全国旅行業協会発表)。申込開始後は人気の日時が早期に埋まるため、受験案内の公開後なるべく早く申し込むことをおすすめします。

Q. 試験当日にPCの操作に不安があります。

テストセンターでは試験開始前にチュートリアル(操作確認)が設けられており、画面操作を確認したうえで本番に臨めます。また通信講座にはCBT形式の模擬演習システムを提供しているものがあるため、事前に練習しておくと安心です。

Q. 令和7年度の合格率はどのくらいですか?

令和7年度の国内旅行業務取扱管理者試験の合格率は34.1%(全科目・全国旅行業協会発表、2026年8月時点)です。年度によって変動するため、最新の実績は全国旅行業協会の公式サイトでご確認ください。

Q. 科目合格制度はありますか?

あります。2科目のうち1科目だけ合格した場合、翌年度試験でその科目は免除されます。ただし有効期間は1年間であるため、翌々年度以降に受験する場合は再度全科目の受験が必要です。詳細は令和8年度受験案内を確認してください。


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