旅行業務取扱管理者試験の国内旅行地理では、関西・近畿地方は毎年必ず出題されるエリアのひとつです。大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県・三重県の2府5県にユネスコ世界遺産が集中し、古都の社寺仏閣・日本三景・日本三名泉・熊野古道・伊勢神宮など多彩なスポットが試験に繰り返し登場します。本記事では、各府県の試験頻出スポットを体系的に整理し、比較表・チェックリスト・暗記法まで合格に直結する形で徹底解説します。

国内旅行地理で「関西・近畿」が重要な理由
試験での出題傾向
国内旅行業務取扱管理者試験(CBT方式)および総合旅行業務取扱管理者試験では、「国内旅行実務」科目の中に観光地理が含まれます。観光地理の問題では、社寺の所在都府県・世界遺産の正式名称と登録年・温泉地の名称と所在地・日本三景や日本三名泉といったランキング系の知識が繰り返し出題されます。
関西・近畿地方はユネスコ世界遺産が複数件集中するほか、国宝建造物・日本三古湯・日本三名泉・日本三景のひとつ天橋立などが揃い、他地方と比較して出題頻度が高いエリアです。「所在地を問われる問題」で失点しないよう、府県単位での位置関係を地図で把握してから施設名・特徴を紐付ける学習が合格への近道となります。
近畿2府5県の地理的特徴
近畿地方は大阪府・京都府の2府と、兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県・三重県の5県で構成されます。北は日本海(京都府丹後地方・兵庫県北部)、南は太平洋(和歌山県南部・三重県南部)に面し、地域内に日本最大の湖・琵琶湖(滋賀県)を持つ多様な地形が特徴です。
| 府県 | 地理的特徴 | 主要観光地(試験頻出) | 世界遺産 |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | 近畿の中心都市・関西国際空港 | 大阪城・通天閣・海遊館・住吉大社 | 百舌鳥・古市古墳群(2019年) |
| 京都府 | 古都・文化財密集地 | 金閣寺・清水寺・二条城・天橋立(宮津市) | 古都京都の文化財(1994年) |
| 兵庫県 | 瀬戸内海・日本海の両側に面する | 姫路城・有馬温泉・城崎温泉・神戸異人館 | 姫路城(1993年) |
| 奈良県 | 内陸・古都・国宝建造物 | 東大寺・法隆寺・春日大社・吉野山 | 古都奈良の文化財(1998年)・法隆寺地域の仏教建造物(1993年) |
| 和歌山県 | 太平洋岸・霊場・温泉 | 高野山・熊野三山・那智の滝・白浜温泉 | 紀伊山地の霊場と参詣道(2004年) |
| 滋賀県 | 琵琶湖・比叡山・内陸 | 延暦寺・彦根城・近江八幡・琵琶湖 | 古都京都の文化財(延暦寺) |
| 三重県 | 伊勢神宮・リアス式海岸 | 伊勢神宮(内宮・外宮)・英虞湾・鳥羽・湯の山温泉 | 紀伊山地の霊場と参詣道(一部) |
試験対策では「2府5県の構成・内陸県と沿岸県の区別」を踏まえたうえで各地の観光スポットを覚えることが効果的です。奈良県は四方を他府県に囲まれた内陸県であり、南北に長い和歌山県は太平洋側の自然景観が豊かです。
近畿地方の世界遺産を完全整理
古都京都の文化財と古都奈良の文化財
古都京都の文化財(1994年登録)は、京都市内を中心に宇治市(京都府)・大津市(滋賀県)にまたがる17の社寺・城郭から構成される世界文化遺産です。鹿苑寺(金閣寺)・慈照寺(銀閣寺)・清水寺・東寺・仁和寺・龍安寺・天龍寺・二条城・平等院(宇治市)・宇治上神社(宇治市)・延暦寺(大津市・滋賀県)などが含まれます。延暦寺が滋賀県所在であることと、平等院が宇治市(京都府)所在であることは試験でまぎらわしいため注意が必要です。
古都奈良の文化財(1998年登録)は、東大寺・春日大社・興福寺・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡の8資産から構成されます。奈良市内に集中しているため、まとめて覚えやすい遺産群です。法隆寺地域の仏教建造物(1993年登録・奈良県生駒郡斑鳩町)は「古都奈良の文化財」とは別の世界遺産であるため、同一視しないよう注意が必要です。
姫路城・紀伊山地の霊場と参詣道・百舌鳥古市古墳群
姫路城(兵庫県姫路市・1993年登録)は「白鷺城」とも呼ばれる国宝の現存天守で、法隆寺とともに日本初の世界文化遺産として登録されました。白壁が連なる美しい外観と完全な形で残る天守群が特徴です。試験では「世界遺産登録年(1993年)」と「兵庫県姫路市」の組み合わせを確実に押さえておきましょう。
紀伊山地の霊場と参詣道(2004年登録)は和歌山・奈良・三重の3県にまたがる広域世界文化遺産で、高野山(和歌山)・熊野三山(和歌山)・吉野・大峯(奈良)の3霊場と参詣道(熊野古道)で構成されます。百舌鳥・古市古墳群(2019年登録)は大阪府堺市・藤井寺市・羽曳野市の49基の古墳群で、大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)が最大の前方後円墳として知られています。2019年という比較的新しい登録年から試験での出題が増えています。
京都府の主要観光スポット
洛中・洛北・嵐山エリアの頻出スポット
京都市内の試験頻出スポットとして、金閣寺(鹿苑寺・北区)・銀閣寺(慈照寺・左京区)・清水寺(東山区)・龍安寺(右京区)・二条城(中京区)・東寺(南区)・平安神宮(左京区)が挙げられます。金閣寺は室町幕府3代将軍・足利義満が建立し、銀閣寺は8代将軍・足利義政によるものです。嵐山エリアでは天龍寺(嵯峨野・世界遺産構成資産)・渡月橋・竹林の小径が頻出スポットです。
伏見区の伏見稲荷大社は全国に約3万社ある稲荷神社の総本社で、赤い鳥居が連なる「千本鳥居」が有名です。洛北の鞍馬・貴船エリアや、洛東の祇園・東山エリア(八坂神社・建仁寺・知恩院)も試験対策で押さえておきたいスポットです。
丹後・天橋立エリアと宇治
天橋立は京都府宮津市に位置する日本三景のひとつで、松並木が砂嘴として約3.6kmにわたって延びる景観が特徴です。日本三景は「松島(宮城県)・天橋立(京都府)・宮島(広島県)」の3か所であり、近畿地方に位置するのは天橋立のみです。試験では三景の名称と所在都府県の正確な組み合わせが問われます。
宇治市(京都府)には「古都京都の文化財」の構成資産である平等院(鳳凰堂・10円硬貨の図案として有名)と宇治上神社があります。宇治は宇治茶の産地としても知られ、JR奈良線・近鉄京都線で京都駅から約20分の位置にあります。京都市外にも「古都京都の文化財」の構成資産が所在することを押さえておきましょう。
大阪府・兵庫県の試験頻出スポット
大阪の主要観光地
大阪府の試験頻出スポットは、大阪城(中央区)・通天閣(浪速区・新世界)・道頓堀・海遊館(天保山)・住吉大社(住吉区)です。大阪城は豊臣秀吉が築いた城で、現在の天守閣は1931年(昭和6年)に再建された鉄筋コンクリート造です。住吉大社は「住吉造(すみよしづくり)」と呼ばれる独自の建築様式を持つ全国約2,300社の住吉神社の総本社です。
百舌鳥・古市古墳群(2019年世界遺産登録)の大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)は堺市にあります。前方後円墳として世界最大規模を誇る古墳で、試験では「大阪府に所在する世界遺産の名称」として出題されることがあります。登録年が2019年と比較的近年であるため、試験での出題機会が増えています。
兵庫の観光スポット
兵庫県の試験頻出スポットは姫路城(姫路市・世界遺産)・有馬温泉(神戸市北区)・城崎温泉(豊岡市)・神戸(異人館・南京町・六甲山)・明石海峡大橋です。神戸市は幕末から外国人居留地として発展した港街で、北野異人館街・南京町(中華街)・ハーバーランドなどが観光スポットとして知られています。
明石海峡大橋(神戸市垂水区~淡路市)は本州と淡路島を結ぶ吊り橋で、開通当時(1998年)世界最長の吊り橋でした。淡路島の南端は大鳴門橋で徳島県と結ばれており、「明石海峡大橋→淡路島→大鳴門橋→徳島」という地理的なつながりも試験で問われることがあります。
奈良県・和歌山県の試験頻出スポット
奈良の古社寺と歴史地区
奈良県の試験頻出スポットは東大寺(奈良市)・春日大社(奈良市)・興福寺(奈良市)・法隆寺(生駒郡斑鳩町)・吉野山(吉野郡吉野町)です。東大寺大仏殿は世界最大の木造建築として知られ、銅造盧舎那仏坐像(奈良の大仏)を安置しています。法隆寺は7世紀初頭の創建とされる世界最古の木造建築で、「法隆寺地域の仏教建造物」(1993年)として世界文化遺産に登録されています。
吉野山(吉野郡吉野町)はシロヤマザクラが密集する桜の名所で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産です。「下千本・中千本・上千本・奥千本」と山腹の4段階に分かれた区画に約3万本の桜が咲き、高さによって見頃が異なります。飛鳥地方(明日香村・橿原市)では石舞台古墳・橿原神宮などが試験に登場します。
和歌山の世界遺産と観光地
和歌山県の試験頻出スポットは高野山(伊都郡高野町)・熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)・那智の滝・白浜温泉です。高野山は真言宗の総本山・金剛峯寺を中心とする宗教都市で、816年に空海(弘法大師)が開山しました。「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成霊場のひとつとして世界遺産に登録されています。
熊野三山は和歌山県南部に位置し、熊野古道(参詣道)で結ばれています。那智の滝(東牟婁郡那智勝浦町)は落差133mを誇る日本最大落差の滝で、熊野那智大社と隣接しています。白浜温泉(西牟婁郡白浜町)は日本三古湯のひとつ(有馬・白浜・道後)で、白良浜の白砂の海岸と組み合わせた南紀観光の拠点として知られています。
滋賀県・三重県の観光スポット
滋賀・琵琶湖周辺の観光地
滋賀県の試験頻出スポットは琵琶湖・比叡山延暦寺(大津市)・彦根城(彦根市)・近江八幡(近江八幡市)です。琵琶湖は日本最大の湖で面積は約670km²(2026年時点)、淡水魚の固有種が多く暮らします。延暦寺は天台宗の総本山で、伝教大師・最澄が788年に創建したとされます。比叡山(標高848m)の山頂近くに位置し、「古都京都の文化財」の構成資産として世界遺産に登録されています。
彦根城は1622年(元和8年)に完成した国宝の城で、現存12天守のうちのひとつです。国宝に指定されている5城(姫路城・松本城・犬山城・彦根城・松江城)のうち近畿地方に位置するのは姫路城(兵庫県)と彦根城(滋賀県)の2城です。近江八幡は豊臣秀次が築いた城下町の名残を伝える歴史的町並みで、近江商人ゆかりの地としても知られています。
三重・伊勢神宮と伊勢志摩
三重県の試験頻出スポットは伊勢神宮(伊勢市)・鳥羽水族館(鳥羽市)・英虞湾(志摩市・真珠養殖)です。伊勢神宮は内宮(皇大神宮・天照大御神を主祭神)と外宮(豊受大神宮・豊受大御神を主祭神)の2社を中心に125社で構成されます。20年ごとに社殿を建て替える「式年遷宮」が行われており、直近では2013年に実施されました。
英虞湾(あごわん)は志摩市に位置するリアス式海岸で、真珠の養殖地として世界的に知られています。御木本幸吉(ミキモト)が真珠の養殖技術を確立した地であり、伊勢志摩が真珠産地として試験に登場します。2016年の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)が志摩市で開催されたことも、近年の出題ポイントのひとつです。
近畿地方の主要温泉地まとめ
有馬温泉と城崎温泉(兵庫県)
有馬温泉(神戸市北区)は「日本三名泉」(有馬・草津・下呂)のひとつであり、「日本三古湯」(有馬・白浜・道後)にも数えられる歴史ある温泉地です。金泉(含鉄・食塩泉の茶褐色の湯)と銀泉(炭酸泉・ラジウム泉の透明な湯)の2種類の泉質を持ち、六甲山の北側・神戸市街地からアクセスが良い立地に位置しています。試験では「日本三名泉の一つで兵庫県神戸市にある温泉地」という形で問われます。
城崎温泉(豊岡市)は兵庫県北部・日本海側に位置する温泉地で、7か所の外湯(まち湯)をめぐるスタイルが著名です。作家・志賀直哉の短編小説『城の崎にて』の舞台としても知られています。試験では有馬温泉(神戸市・瀬戸内海側)と城崎温泉(豊岡市・日本海側)の所在地の違いを問う問題が出題されることがあります。
白浜温泉・湯の峰温泉と三重の温泉地
白浜温泉(西牟婁郡白浜町・和歌山県)は日本三古湯のひとつで、白良浜など美しい海岸景観と組み合わせて楽しめる和歌山南部の代表的温泉地です。日本三古湯(有馬・白浜・道後)と日本三名泉(有馬・草津・下呂)の組み合わせは混同されやすいため、別々に整理して覚えることがポイントです。有馬温泉は両方に含まれますが、白浜温泉は「三古湯」のみです。
湯の峰温泉(田辺市・和歌山県)は熊野古道の参詣道沿いにある温泉で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産に含まれます。三重県では湯の山温泉(菰野町・御在所岳のふもと)が試験に登場することがあります。各温泉の所在市町村と特徴をセットで整理しておくと、設問への対応がスムーズになります。
合格のための学習チェックリストと暗記法
地図を使った視覚的整理法
関西・近畿地方の観光地理を効率よく覚えるには、2府5県の白地図に主要スポットを書き込む手法が効果的です。世界遺産・日本三景・三名泉・主要温泉地の位置を色分けして地図に落とすと、「どの府県にあるか」「内陸か沿岸か」という位置関係が視覚的に定着します。過去問で迷ったスポットを都度地図に追記していく学習法が特に効果的です。
延暦寺(大津市・滋賀県)・平等院(宇治市・京都府)など、隣府県に飛び出したスポットは失点しやすい典型例です。「世界遺産の名称→所在府県→主な構成資産」の3段階で整理することで、類似スポットの混同を防ぐことができます。
出題頻度別の優先学習チェックリスト
以下のリストを活用して、苦手なポイントを優先的につぶしていきましょう。直前期の総復習でも有効な確認ツールです。
- □ 近畿地方の世界遺産の正式名称・登録年・所在府県をすべて言える(古都京都1994年・法隆寺1993年・姫路城1993年・古都奈良1998年・紀伊山地2004年・百舌鳥古市古墳群2019年)
- □ 日本三景の名称と所在地を言える(松島=宮城県・天橋立=京都府宮津市・宮島=広島県)
- □ 日本三名泉(有馬・草津・下呂)と日本三古湯(有馬・白浜・道後)を区別して言える
- □ 琵琶湖の面積(約670km²)と所在県(滋賀県)を言える
- □ 延暦寺の所在地(滋賀県大津市)と「古都京都の文化財」の構成資産であることを確認した
- □ 那智の滝の落差(133m)と所在地(和歌山県那智勝浦町)を言える
- □ 伊勢神宮の内宮(天照大御神)と外宮(豊受大御神)の主祭神を区別できる
- □ 法隆寺(奈良県斑鳩町)と「古都奈良の文化財」(奈良市中心)が別の世界遺産と確認した
- □ 姫路城の別名(白鷺城)・所在地(兵庫県姫路市)・登録年(1993年)を言える
- □ 国宝天守5城のうち近畿にある2城(姫路城=兵庫県・彦根城=滋賀県)を言える
- □ 高野山・金剛峯寺の宗派(真言宗)と開山者(空海=弘法大師・816年)を言える
- □ 天橋立の所在地(京都府宮津市)を確認した

よくある質問
Q. 近畿地方のユネスコ世界遺産は何件ありますか?
A. 2026年時点で、近畿地方に所在するユネスコ世界文化遺産は①姫路城(1993年・兵庫県)②法隆寺地域の仏教建造物(1993年・奈良県)③古都京都の文化財(1994年・京都府・滋賀県)④古都奈良の文化財(1998年・奈良県)⑤紀伊山地の霊場と参詣道(2004年・和歌山・奈良・三重)⑥百舌鳥・古市古墳群(2019年・大阪府)の6件です(延暦寺を含む「古都京都の文化財」は滋賀県にもまたがります)。
Q. 日本三名泉と日本三古湯の違いは何ですか?
A. 日本三名泉は「有馬温泉(兵庫県)・草津温泉(群馬県)・下呂温泉(岐阜県)」の3つで、江戸時代の儒学者・林羅山の選定に由来するとされます。日本三古湯は「有馬温泉(兵庫県)・白浜温泉(和歌山県)・道後温泉(愛媛県)」の3つで、日本書紀などに登場する古い温泉地です。有馬温泉は両方に含まれますが、白浜温泉は三古湯のみ・草津温泉は三名泉のみであるため、試験では組み合わせの区別が問われます。
Q. 延暦寺は京都府ですか、滋賀県ですか?
A. 延暦寺の主要伽藍は滋賀県大津市に所在します。比叡山(標高848m)は京都府と滋賀県の県境に位置しますが、延暦寺は「滋賀県大津市」が正式な所在地です。一方、世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産として登録されているため、「世界遺産の名称は京都の文化財なのに所在地は滋賀県」というまぎらわしい状況があります。試験での混同事例が多いため、確実に押さえておきましょう。
Q. 天橋立が日本三景のひとつと覚えるコツはありますか?
A. 日本三景は「松島(宮城県)・天橋立(京都府宮津市)・宮島(広島県・厳島)」の3か所です。「む・あ・や(ムツ・丹後・安芸の旧国名)」または「みやじま・あまのはしだて・まつしま」の頭文字「みあま」で覚える語呂合わせが使われることがあります。近畿地方に位置するのは天橋立のみであり、「京都府にある日本三景」というフレーズで記憶するのも有効です。
Q. 熊野三山とはどの神社ですか?
A. 熊野三山は熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の3社の総称です。いずれも和歌山県に位置し、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界遺産に登録されています。熊野那智大社のそばには落差133mの那智の滝があり、熊野三山と那智の滝の組み合わせを問う問題が出題されることがあります。
Q. 伊勢神宮の内宮と外宮の違いは何ですか?
A. 内宮(皇大神宮)は天照大御神(あまてらすおおみかみ)を主祭神とし、外宮(豊受大神宮)は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を主祭神とします。「外宮から参拝してから内宮へ」というのが伝統的な参拝順です。両社とも三重県伊勢市に位置し、20年ごとに社殿を建て替える「式年遷宮」が行われます。直近の式年遷宮は2013年(平成25年)に実施されました。
Q. 国宝天守を持つ城のうち近畿地方にあるのはどれですか?
A. 現存天守を持つ12城のうち国宝に指定されている5城(姫路城・松本城・犬山城・彦根城・松江城)の中で、近畿地方に位置するのは姫路城(兵庫県姫路市)と彦根城(滋賀県彦根市)の2城です。姫路城は1993年に世界文化遺産にも登録されており、「国宝かつ世界遺産」の城として試験頻出です。彦根城は1622年完成の城で、愛称キャラクター「ひこにゃん」でも知られています。
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